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星くずの夜(中)

数日後、期末テストを終えた美里は、iPad片手に嘘翻訳で有名な動画をベッドの上で観ている。
その時、携帯のバイブが鳴る。
「もう、こんな夜中に誰よー」
デイスプレイには金子の表示。
「もしもし、金子さんどうしたの?」
「美里ちゃん、大変だよ」
金子は、声がうわずりただ事ではない様子だ。
「山上の奴プロだよ。しっしーがサシウマで30万近く負けてるよ。もう、美里ちゃんに助けてもらわないと収拾が着かないよ。早く店に来て。」
美里は、急いで着替え玄関を飛び出した。

牌の声は、重苦しい空気に包まれている。
宍倉は、やればやるほど敗けが込み山上の術中にハマっている。
「宍倉さん、どうしたんだい?さっきから振り込みまくってるよ?いつもと逆で俺は困っちゃうな~」山上は、クックッと笑う。
宍倉は、もはや心が折れ戦意喪失である。
そこに美里が到着した。
「金子さん、状況は?」
「50万近くやられてるよ。もう、とっくにパンクしてる」
苦々しい表情だ。
「よう、やっと真打ち登場だな」美里に気付いた山上が声をかける。
「何故こんな事をする」
美里の問いに「あんたを勝負に引きずり込むためにカス共相手に一芝居打ったのさ」
皆怒りの表情だ。
「宍倉さん、代わるよ」
宍倉は、半べそを浮かべ美里と代わる。
「レートは?」
「サシウマで100万、勿論受けるよな?」クックッと笑う。
「分かった」美里は、平然と受けてたつ。
「ガキのくせにいい度胸だぜ」
サシウマ100万の勝負が始まった。
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[ 2016/04/02 ] 小説 | TB(0) | CM(0)

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